江森備

天の華・地の風 を読む(3)

少しブログを書くことにも慣れてきたのでお堅い「である」調から「ですます」調に自然に移行できそうです。 ◆愛は口づけで伝える 今回は私の妄想がかなり入った自説です。天の華地の風では口づけこそ愛情表現だと思っています。もちろん愛情の無い相手に口づ…

天の華・地の風 を読む(2)

◆「かなしい」という表現について 天の華地の風の中に「かなしい」という表現は3ヶ所でてくる。 この3ヶ所のうち1ヶ所は他の2ヶ所と違い「かなしく」と形容詞の連用形で書かれている。ここだけ哀しいの意味だと思う。 残り2ヶ所は愛しいという意味で使われて…

天の華・地の風/江森備 を読む

シーザーシリーズの感想を書こうとしたけど、読んでから時間が空いてしまったので後回しです。 やはり原点に戻り天の華地の風について。 まず、この小説は読者に向けて書かれたものではなく、江森備が自分の魂を小説として表現したものだと思う。 なので決し…

江森備という作家

わたしが唯一作者買いしている作家、それが江森備である。 先日、江森備の私説三国志について熱ーく語っている人のブログを読んだのだ。 そりゃもう凄い熱量でツンドラすらあわや溶けだすかという熱さで、なんだかこちらも居ても立っても居られなくなってし…